身体が動くと心は開くのか


夏休みに入って、子どもと密に過ごす時間が続いている。ちがうな、こどもと一緒にいる時間が長くなっている。

いいことも悪いことも、まぁ、あるのだけど、子どもたちを見ているのはおもしろい。

うちの三番目男子は社交的でもないし、友達と誘い合ってどこかで遊ぶタイプでもない。

でも、この夏休みはどういうわけだか、彼の通っている野球チームのメンバーと海で遊んだり、プールに行ったりと珍しく友達と遊んでいる。

「いいことだ」と笑ってみてるんだけど、それだけじゃなくて、ものすごい勢いで身体を動かした、彼の心がとても開いていたように思えた。


身体が動くと心は開くのか。


関連性はあるような、ないような。


でも、日ごろ学校から帰った後でも、あまり言葉を発せず、すぐにソファに座り込んで、マンガを開く彼が、帰ってすぐ「ただいま」と言って(日常はこちらから声をかけるまで言わなかったり、言ってもタイムラグがある)今日誰がいたか、どんな遊びをしたか、どうしてこんな時間になったか、何を食べたか、聞きもしないのにどんどん言葉が出てくる。


これが大好きな野球の練習でもそうかと言うとそうではなくて、帰宅時口数は少ない。楽しんでないことはないと思うけれど、純粋に、プラクティスとしての動きと楽しいと思う気持ちからの動きとでは、開かれる心の部分が大きく違うのかなと思えた。もちろん、野球の練習も心が開くほどの、楽しさを持った動きになれば吸収できるものやその上達も違うのか?とも思うけど、そうはいかない部分も多いし、そこを求めたい気持ちもありつつ(まだ、子どもだからね)なかなかそこに移行していかないのも、致し方ないのかなと思う。

だけど、わたしは体を動かした後で、ぐっと心が開き、何とも良い感じになっている子どもを見るのはとても好きだし、その開いた感じが、人を寄せ付けるというか、その人の心地よさみたいなのとつながっている、作っている気がしていて、あーやっぱりこどもには(子どもだけじゃないとは強く感じるけど)心を開く身体の動きか必要だよなぁと、思うのでした。

おひさまクッキング

身近な素材で”ふだん着のお料理”をつくります。 語って笑って手を動かして、たっぷりお持ち帰り。 私も家族もうれしい三方良しのクッキングです。

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