雑穀ワークショップ終了
はじめましての雑穀料理ワークショップが終わりました。
このワークショップはジーンと余韻の残るワークショップになるのです。なんでかな?
はじめましてなのは雑穀だけでなく、集まる人もまた同じくはじめましてで、日常には何の接点もないのに、ふとしたきっかけで笑顔がいっぱいになっていく。 そのきっかけが料理と言うのもなかなかいいなぁと思ったのです。
作ったのは「米粒麦」を使ったタコスとタコライス。「米粒麦」は米粒の大きさに加工してある大麦。ご飯粒と同じ大きさだから、ご飯と一緒に炊いても違和感なく食べられます。
普通ならひき肉を使って作るタコミートを、炊いた米粒麦、それと同じ大きさにみじん切りしたにんじん、玉ねぎ、ごぼうで作ります。 すべてを同じ大きさに小さく小さく切り刻んで、その繊細な手仕事がおいしさにつながっている気がします。
料理本などで「みじん切り」と出ていても、実はそんなに細かくなかったりするみじん切り( ´艸`)。でも料理教室で、目的のために心を込めて切っていくこと、「切る」という行為に没頭すること、日常の中に忘れていた感覚にスイッチを入れること、家ではない場所と言うのはそんな感覚も呼び覚ましてくれるような気がしました。
終わってからのシェアタイムも、みなさんの一言がその人となりを表していて、自分がふっといなくなるような、そんな感覚さえ覚えました。
私の家だけど、私の家じゃない、そこがどこでもいいのです。なんだか不思議だな。
また、春、千春さんの雑穀ワークショップを開催予定です。
お楽しみに!
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