みそづくりのあとで…
ひとつ前に明日はみそづくりなんて記事を書いて、みそづくりがどんなに楽しくて、良い時間だったか…を語りたいのですが( ´艸`)
その前にワタシ的きゅんとする場面に出会ったのでここに…
それはみそづくりも終わって、みんなでお別れしているときのことでした。
遊び疲れて、ぐずってしまったこども。おかーさんは「おーよしよし」てな具合でおにぎりを握らせて温かく見守っています。
ぐずっていた子どもが豆が好きだって聞いていたので試食用に残っていた豆を袋に入れて「これ電車で食べてね」って渡しました。おかーさんは恐縮していましたが、「この子がご機嫌になるんだったら、お豆なんて安いもの」って半ば強引に持たせて、さよならしました。
わが子が2歳3歳だったころ、ワタシは食事以外の時間にものを食べさせるのが嫌で(おやつは別)結構かたくなにそこを死守しようとしていました。電車の移動とかも、「飽きちゃうから…」ってお菓子持つのとか、そんなの許せなくて(あくまで我が家のこと、他の人は別)ほんとーに、意地を張ってました。
だけど、小さい子は「飽き」ちゃうし、すぐに機嫌悪くなっちゃうし、そんなの普通で、ごくごく当たり前なのよね。
生活のリズムが外出やちょっとしたことで狂って、日常と同じようにいかないなんて、ごく普通のこと、そこをやり過ごすために、魔法の道具のようにいつもとは違うアイテムが出てきたってなんてことない。そして、それでその子がご機嫌に過ごせるんだったら、そんなものなんてことはないのよ。
あー10年前のワタシに教えてあげたい( ´艸`)
そんな風なストイックな時代があるから、なんだっていいのよーって思える今があるのだけれど(…ストイックって…まぁ、ちょっと誇張して書いているような気もするが…笑)だけど、電車の中や街角で眉間にしわを寄せていたワタシを思い出すと、「あー頑張ってたなー。そこまで思い詰めなくてもよかったのになー」と今のワタシは思うのですよね。
だからね、今のワタシは小さい人と向き合って頑張っているおかーさんを「いいよ、いいよ」って緩めてあげる人になりたいなって、豆を握りしめている子どもをベビーカーに乗せて、駅へと向かって歩くおかーさんを見つめながら思ったのです。
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