しつけとおしつけ

昨日は大好きな柴田愛子さんの講演会


大人気の柴田愛子さんの講演ですが、私たちが主催する会は少人数のアットホームなものなのです。柴田愛子さんはNHKのすくすく子育てなどでもご活躍の横浜にある「リンゴの木」保育室の先生

柴田 愛子


保育施設「りんごの木 子どもクラブ」代表
40年にわたり、子どもたちを見守っている。「子どもの気持ちに添う保育」 をモットーとし、親たちや保育者に向けた講演会や著書でもその思いを伝えている

保育ってくらいなので小さい子が対象なのですが、この先生のお話、中学生や小学生の子供を持つ私にもしっくりくるというかはっとさせられる話がたくさんで胸に刺さりまくりなのです。

今回のお話で

「説得できても納得してない」

「しつけはおしつけ」ってとこで私のアンテナがピーンと立ちましてね。

私、食べることをいろいろとやっているので思い当たるところがありますよ。


仕事でご飯作ってるリトルちゃん現場では子どもたちがご飯に興味がなくっても、実際手を付けなくっても、私なんとも思いません。それだけ、他に興味があることがあるってことだし、ご飯も忘れて遊べるってサイコーだなって思えるから。一食抜くぐらいどうってことない。だから、おかあさんたちも、「よしよし、しっかり遊んでるなって」そのくらいの気持ちでいてほしいなって思うし、むしろ、子どもが遊びに熱中してる隙間に、お母さんたちごはんしっかり食べてね!って思うのです。

だけどね

これが我が家の晩ごはんだったら話は別になっちゃうのですよね。


「たべろー!!」って目を三角にして子どもたちを威嚇しておりますwww

これってしつけ?出されたものを食べるってね当たり前じゃない?って思っているのです、私。だけどね、先生に「しつけはおしつけ」って言われてなんか、考えちゃったのです。

私が「しつけ」だと思っている「出されたものは食べなさい」だってその子のその日一日の状況だったり、今の心持だったり、今気になっていることだったり、そういうことを全く無視した「おしつけ」なのかもしれないなー。でもさ、家族だから、他のことも他の人もいるし、気にしてなんていられないこともよくあるし。それにそれに、せっかく「わたしが!」(笑)作ったものだから残さず食べてほしい!残されるのなんていやだ!っていう思いもあります。そういうのも子どもたちに伝えはしますが、(だって、私だけが我慢するなんてなんかおかしいと思うし(笑))だけど、それでも、「おしつけ」てるのかなぁ?ほかの子の「今は食べたくない」は「おしつけ」ずに我慢できるのになーと一人脳内問答は続くのです。



食べることだけじゃない、こどもの大きい小さいにかかわらず、「しつけ」てるのか「おしつけ」てるのか、考えることはたくさんあります。

そんなことを再確認できる柴田愛子さんの講演会。

おひさまクッキング

身近な素材で”ふだん着のお料理”をつくります。 語って笑って手を動かして、たっぷりお持ち帰り。 私も家族もうれしい三方良しのクッキングです。

0コメント

  • 1000 / 1000