@zushi 本気のこども料理部 その3

3回目は男子料理部!
小3と小4男子4人でから揚げ祭りです。


男とか女とかじゃないんだ!!と日々思っているのですが、そうはいっても、思春期の入り口に立った彼ら。ちょっと人の目が気になったりするお年頃。そして、男女の性差というか、成長に差があるのも事実。ってなわけで、別々でやってみました。 


男子4人真剣にやっております。

鶏肉は生だと切りにくい。子ども用の包丁ならなおさらです。まな板に包丁をぎりぎり押し付けるように刃を動かしたり、手で引っ張ったり、道具をうまく使いこなせないジレンマを感じます。逆によく切れる包丁で道具の使いやすさを知ったりします。


今回作った唐揚げは、一口大に切った、鶏肉に下味をつけ(各人のオリジナル)小麦粉を付けたあと、片栗粉を 付けて、油で揚げます。


そのほかに、シンプルなささみフライとたたききゅうりのサラダ、塩むすびを作りました。


男子が飽きてしまわないように、作業は次々と降りかかってきます( ´艸`)

とはいえ、みなさんマイペース(笑)

途中でふら~っと違うところに行ってみたり…そんな瞬間もありましたが、みんなの作るぞ!という気持ちが萎え ることはありませんでした。


油を使った調理は使わせる私もドキ ドキします。オトナが無意識に気を付けている、「鍋の淵は熱い」とか「油は跳ねる」とか…。そういうことを何度も口にしながら、苦手なところはサポ ートしたり、時には厳しい声を出したり、緩急をつけながら、一緒に料理を作っていきます。

スタッフ二人がそれぞれの子の気持ちにうなずきながら、一緒に手を動かします。



わが子ならこうはいかないのかもしれません。いろんなことが気になって、ついついの一言が増えていき、お互い嫌な気持ちになり、子どもは投げ出してしまうかも。

でも、親子じゃないからこそ、どっちも根気よく、料理を続けることができたのかもしれません。



ホントのところ、

みんな、ずっと立ちっぱなしの調理や単調な作業に、「思っているのと違う」って思っていたのかもしれません。でも、やめなかった。やめられなかった。


それは、この次どうなるんだろう?っていう、楽しみだったり。

自分が家族のご飯を作るって言ったしなっていう、小さなでも大きな自尊心(?)だったり。

そこをこのクッキングで満たしてあげられたかな?と一人反省会で乾杯しながら私は思っているのでした。


帰ってからの各家庭の食卓。

お母さんたちがアレンジしたり、きれいに盛り付けてくれた、写真を見せてもらいました。

「お母さんの毎日の苦労や努力」がわかったか…それよりも「オレ、がんばった!」「オレ、一人でできる」なのかもしれません。かーさんが作る毎日の料理を今日はオレが作った!ではないのかも( ´艸`)

でも、それでもいいのかも。「オレ!やったよ!」でもいいから、「また、やりたい!」って気持ちになることが大事なのよね…と。

おひさまクッキング

身近な素材で”ふだん着のお料理”をつくります。 語って笑って手を動かして、たっぷりお持ち帰り。 私も家族もうれしい三方良しのクッキングです。

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