餅つきとぜんざいと

原っぱ大学では秋から各コースをまたいで臼をほっていき、1月にお餅つきをします。


今年もいいうすができました。


餅はカセットコンロを使ってもち米を蒸し、お手製の臼とこれまたお手製の杵を使って餅をついて行きます。

だいたいその時は「豚汁」と「ぜんざい」を一緒に食べるのですが、今回は「ぜんざい」について。


原っぱではスーパーで売っている「つぶあん」をお湯で伸ばしてぜんざいにしてみんなで食べます。
もちろん、自前で小豆をゆでて、ぜんざいを作っていくのも思ったほど大変な作業ではありません。あずきは「一晩水に浸しておく」とか「数回茹でこぼす」っていう作業がないし、案外短時間でゆであがります。

もちろん、それはそれで素晴らしい。
自分たちが作るものを食べ物を自分の手で作る。とても大事なことだと思います。
だけどね、他で頑張るがあると、ちょっと楽するっていうのも、アウトドアでは(アウトドアでなくても)とっても大事。全部やらなくちゃ!の呪縛から逃れられると、すごく楽になります。

そんなわけで、粒あんをお湯で緩めたぜんざいは思ったより甘いかもしれないけれど、寒い空の下、つきたてのお餅をポトンと入れてハフハフすすれば、その甘さも思い出になってしまうような、そんな時間が過ごせるのです。

おひさまクッキング

身近な素材で”ふだん着のお料理”をつくります。 語って笑って手を動かして、たっぷりお持ち帰り。 私も家族もうれしい三方良しのクッキングです。

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